吃音者の読書ブログ 

20代の吃音者が読書を通じて学んだことを書きたいと思います。

時間とは

皆さん、こんにちは。

20代吃音当事者の前向き君です。

 

今回は

「やめる時間術」

という本を紹介します。

 

 

本日のテーマは「時間」です。

みなさんはこのことについて

考えたことがあるでしょうか。

 

私は正直、考えたことがありませんでした。

 

「通勤中の電車の時間」、

「休日の昼食を食べ終わった後」

等々

 

この本を読んで私は

時間にとても貴重な価値を見出しました。

 

お金は稼ぐことができますが、

時間は24時間平等に与えられ、

誰からも奪ったり奪われたりすることは

ないのです。

 

今回はその時間のトリセツを

伝えていこうと思います。

 

最後まで読んでいただけると幸いです。

 

1.時間のトリセツ

 1-1.見える化

 1-2.引き算

 1-3.足し算

2.実践と感想

3.最後に

 

 

1.時間のトリセツ



 

みなさんは

 

「時間がたくさんあったのに

全然仕事が終わらなかった」

経験があると思います。

 

または、

 

今日は1日中、フリーだったのに

したかったことができず、

「あー、何をやっていたんだろう」

という経験もあると思います。

 

ここでは

どうしたら効率的に時間を使えるか

について解説していきます。

 

 

 1-1.見える化

 

まずは時間軸が書いてあるものを

用意しましょう。

 

週間スケジュール帳や

Excelで用意することができます。

 

その用意したもので

タイムログをつけていきます。

 

時間は大きく3つに分けられます。

 

○生活時間(赤)

→生きる上で欠かせない時間

例:睡眠、食事など

○ルーティン時間(青)

→社会的に必要な時間

例:勤務時間、通勤時間、こどもの送迎など

○自分時間(緑)

→自分で選択できる時間

例:自分の趣味、好きなこと、勉強など

 

まずは時間軸に色分けをしていきます。

 

色分けは上記に書いてある3色です。

 

(赤)(青)(緑)の順でつけます。

 

 

ここまで出来たら、

細かく行動したことを付箋に書いて貼ります。

 

細かく書いていきましょう。

 

それにかかった時間も記載していください。

 

例:食事準備15分、皿洗い15分、

  読書30分、スマホいじり30分

 

 

 

それができたら、

タイムログが完成です。

 

しかし、ここで

 

この時間は何をしていたのだろう?

という使途不明時間

 

もしくは

 

想像以上に時間がかかったなという

見積もりオーバー時間

 

出てくると思います。

 

この2つも含めて

評価をしていきます。

 

評価方法は付箋ごとに

「○(満足)」「△(微妙)」「×(ダメ)」

を付けます。

 

例:食事準備15分○、皿洗い15分○、

  読書30分△、スマホいじり30分×

 

さて、続いては引き算です。

 

 

1-2.引き算

 

まずは自分がすることに対して

優先順位を付けます。

 

低いものは「後回し」「やらない」

という選択をします。

 

そのための「ものさし」があります。

いくつか紹介します。

 

①自分が行っているのは

 「浪費」「消費」「投資」のどれか?

 

例:野球

・野球が好きではないのに上司から誘われていく

・野球が仕事だから野球をする

・将来、プロ野球選手になるから野球をする

 

②コントロール可能かどうか

 

・他人や過去はコントロール不可

・自分と未来はコントロール可能

 

例:会社

会社の愚痴を言ってばかりいる

→会社は変わらない

会社を辞め、転職する

→自分が変わる

 

このようなものさしを使って

タイムログの中で

削れる時間がないか

考えてみてください。

 

これが引き算です。

 

 

1-3.足し算

 

最後に引いた時間で

何をするか考えます。

 

まずは全ての過去を忘れ、

理想の自分を想像し、

1日のスケジュールを立ててみてください。

 

次に先ほど書いたタイムログと見比べてください。

 

これがマッチしていれば最高ですが、

おそらく、マッチしている人は

少数でしょう。

 

理想と現実にギャップが生まれました。

 

この時点でいくつか改善策が出てくると思います。

 

いきなり24時間をすべて改善するのは

不可能です。

 

スモールステップで30分だけでも

変えていきましょう。

 

全て変えようとするとダイエットと一緒で

リバウントしてしまいます。

 

また、

 

定期的に

理想と現実のギャップを埋めるための

行動になっているかを

ぜひ確認してみてください。

 

行動が間違っていると

意味はなくなってしまいますからね。

 

 

2.実践と感想

私は早速、週間スケジュール帳を

購入して日々実践中です。

 

毎日、「○」「△」「×」をつけていますが、

なかなかすべて「○」とはいきません。

 

しかし、最近はスマホをダラダラ眺める時間

(使途不明時間)は減少しました。

 

つまり、無意識に引き算をしていました。

 

また、最近はやることの優先順位を

考えるようになりました。

 

私は完璧主義なところがあるので、

全てやらないと気が済まない性格でした。

 

しかし、本を読んで切り替える必要があると

本気で思い、現在はそこまで完璧を求めていません。

 

 

さらに時間の価値も見出せました。

 

以前は時間とお金ではお金の方が

大事だと思っておりました。

 

しかし、お金は貯金しても意味はありません。

 

みんな、生活をするために

 

朝出勤して

仕事をして

夜まで働いています。

 

現代社会ではお金が何よりも重要だという錯覚を覚えます。

 

本当にしたいことは

「仕事」か

「家族と過ごすこと」か

「自分の夢をかなえること」か

 

いったい何だろうと考えました。

 

少なくても「仕事」は重要度は低かったです。

 

時間を確保するために何をすべきか

これから考えていきたいと思います。

 

 

〈吃音者へ〉

時間は平等で吃音者にも

1日24時間が毎日配られています。

 

吃音のことが嫌でしょうがないと

思う吃音者は大勢いると思います。

 

さて、吃音が嫌だと思い続ける気持ちは

投資、消費、浪費のうち

どれでしょうか。

 

個人的な意見にはなりますが、

私は浪費だと思います。

すなわち、引き算の対象です。

 

自分の大事にしていることを

足し算して理想の自分に近づく努力を

してはいかがでしょうか。

 

 

3.最後に

いかがでしたでしょうか。

 

今回は

「やめる時間術」

という本を紹介しました。

 

この本には、もっと

引き算のテクニックが

あります。

 

ぜひ、本を読んでみてください。

 

まずは

見える化でタイムログから

始めていくのはどうでしょうか。

 

タイムログがあれば、

自然と引き算、足し算が考えられると

思います。

 

少しでも、この記事が

皆さんのお役に立てればと

思います。

 

それでは。