吃音者の読書ブログ 

20代の吃音者が読書を通じて学んだことを書きたいと思います。

モチベーション術

こんにちは。

 

20代吃音当事者の前向き君です。

 

今回は「モチベーション術」について

書きたいと思います。

 

 

 

皆さんはやる気を出して

「今日はこれをやるぞ!」と

決めたことがあると思います。

 

しかし、3日坊主で

結局、あの時のやる気は何処へ?

 

私はその1人でした。

 

「意志力が弱い」と

がっかりした記憶があります。

 

そこで今日ご紹介したい本は

「神モチベーション」

です。

 

私はこの本を読んで

どうしたら、継続できるのかを

学ぶことができました。

 

また、新たな気持ちで

「よし!やるぞ!」という気持ちで

臨めると思います。

 

最後まで読んでみてください。

 

 

目次

1.モチベーション術

○モチベーション種類

未来記憶と過去記憶

○未来記憶の作り方

2.吃音当事者の実践

3.まとめ

 

 

 

1.モチベーション術



○モチベーション種類

モチベーションには3つの種類があります。

 

・ハイモチベーション

・アクティブモチベーション

・ギャップモチベーション

 

です。

 

そして、著者はギャップモチベーション

一番大切と言っております。

 

1つずつどんなモチベーションなのか

解説していきます。

 

「ハイモチベーション」とは

最初だけモチベーションが急上昇して

後でモチベーションが急降下することです。

 

新しい本を読むとその時は

「よし!やるぞ!」という気持ちです。

 

しかし、数日後にはやる気を失ってしまい、

読破できなくなります。

 

これではあまり良いモチベーションとは

言えませんよね。

 

「アクティブモチベーション」とは

「いくらやる気がなくても

少し行動できればその後もやる気は続く」

ということです。

 

これは一見、良い方法にも思えるのですが、

皆さんは

「そのやる気になるまでに

時間がかかるんだよ」

と思うのではないでしょうか。

 

「最初の5分だけやってみよう」

という気持ちは悪くないですが、

挫折することもあるので、

これもおすすめしておりません。

 

そして、筆者が大切だと話している

「ギャップモチベーション」です。

 

これは人間の脳が

ギャップを埋めようとすることを

利用してモチベーションを高める方法です。

 

例えば、仕事の締め切りです。

 

今日の15時までに提出しなければ

ならない仕事があります。

 

只今、14時半です。

 

大ピンチです。

 

しかし、全力で取り掛かると思います。

 

なぜなら、

「締め切りを守らないと上司に怒られる」

と思うからではないでしょうか。

 

ここで理想と現実を整理します。

 

理想は「期日通りに間に合わせる」

現実は「間に合いそうにない」

 

この時、理想と現実にギャップが

ある状態を許すでしょうか。

 

答えは許さないと思います。

 

現実の「間に合いそうにない」を

理想の「期日通りに間に合わせる」に

するのではないでしょうか。

 

そして、もう一つ。

 

これはやる気を必要としないのです。

 

未来記憶と過去記憶

ギャップモチベーションで必要なのは

未来記憶です。

 

前述した「理想」が「未来記憶」です。

 

自分がこうなりたい」という気持ちは

非常に大事になります。

 

未来記憶をもつとそのギャップを

埋めようとするので、

自然に体が動くのです。

 

「過去記憶」とは文字通り

過去の記憶のことです。

 

以前に、提出の期日がギリギリで

冷や汗をかいた記憶が(前述の例)

あるとします。

 

この記憶があると

「以前はギリギリになってしまったから

もう少し早くとりかかろう」

「アラームをつけて必ず間に合わせよう」

という気持ちになります。

 

過去の記憶は未来に生きますね。

 

つまり、

体験の数(過去記憶)が多い程、

やる気になれる機会が増加する

 

ということなのです。

 

 

○未来記憶の作り方

未来記憶が必要だといっても

その未来記憶にも作り方があります。

 

ただ、「100点を取る」

という目標ではだめなのです。

 

ポイントがあります。

 

気持ち」です。

 

100点を取りたい理由は

人それぞれですが、

友達に自慢したいという

理由があったとします。

 

この人は「自慢したい」という

気持ちがあります。

 

ですので、

「100点をとって自慢したい」

と、気持ちもプラスして

作っていきます。

 

そして、もう一つポイントがあります。

 

それは自慢するシチュエーションを

具体的にするということです。

以下の4つを中心にシチュエーションを

作りましょう。

 

「イメージ」

「声」

「感情」

「動作」

 

例を出します。

 

自分がイメージしているところは

教室で放課後、友達とテストの結果を

見せあいます。

 

そして放課後なので、西日が教室に

入っています。

 

順番にテストの点数を見せ合い、

その中で一人だけ100点で

「お前、やるな!」

「うわー、完敗だわー」

と言われる。

 

自分は「よっっしゃぁぁ!」

と言ってガッツポーズをしている。

 

 

いかがでしょうか?

 

かなり4つを意識していますね。

 

後はこれをひたすら繰り返して

イメージするだけです。

 

2.吃音当事者の実践

私は以前、アクティブモチベーションで

動いていましたが、

 

最近はギャップモチベーションを

意識しようとしています。

 

未来記憶はまだまだ具体的にしていきたい

と思っております。

 

まずはこのブログを

毎週続けて更新するという

目標があります。

 

しかし、気持ちが入っていなかったので、

友達に自慢するということを

付け加えました。

 

すると、自慢する自分が見えて

今の現実では自慢できない

合わせる顔がないと思えます。

 

~吃音者へ~

 

吃音を改善したいという気持ちがある人は

改善して家族や友人と会話がしたいと

思う方もいるのではないでしょうか。

 

その気持ちは非常に大切だと感じます。

 

その気持ちがギャップを

埋めようとするからです。

 

自分がどうなりたいという目標に

どんな気持ちが入っているのか

振り返ってみるといいと思います。

 

失敗も過去記憶になるので、

成功への確率は着実に

上がっていくはずです。

 

上手くギャップを使って

挑戦してみましょう。

 

3.まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

今回は「神モチベーション」を

読んでみました。

 

上手くやる気が起きない方、

これから何かに挑戦したい方

等にピッタリの本だと思います。

 

是非、自分の目標には

どんな気持ちが入っているのか

自分で整理することから

始めてみてください。

 

この本には他にも

具体的な方法が書いております。

 

内容がおもしろかったので、

次回も同じ本で

まとめてみたいと思います。

 

また、気になる方は

ぜひ、「神モチベーション」を

読んでみてはいかがでしょうか。

 

この記事が少しでも皆さんの参考になると

うれしいです。

 

それでは。