吃音者の読書ブログ 

20代の吃音者が読書を通じて学んだことを書きたいと思います。

今すぐやるには 

皆さん、こんにちは。

20代吃音当事者の前向き君です。

 

今回は

「やる気に頼らず『すぐやる人』になるコツ」

という本を紹介します。

 

皆さんには行動力は

あるでしょうか。

 

私は行動力がありませでした。

片付けしたいけどダラダラ動かない。

買い物に行きたいけどダラダラ動かない。

これが以前の私でした。

 

しかし、本書を読んで行動力が

養われました。

 

これまでの行動が

とても無駄だと感じて

今では少しずつ

すぐ行動に移せるようになりました。

 

今回は行動力に焦点を当てて

書いていきたいので、

最後まで読んでいただけると幸いです。

 

 

1.すぐやるコツ

 1-1.仮決め、仮行動

 1-2.10秒アクション

 1-3.習慣にくっつける

2.実践と感想

3.最後に

 

1.すぐやるコツ

それではここで

脳について説明します。

 

脳はいつもと違う(変化)を

嫌います。

 

側坐核というところを刺激すると

ドーパミンが出てやる気がアップします。

 

この側坐核を刺激するには

小さな行動でも刺激することができます。

 

この小さな行動が大事なのです。

 

それを踏まえた上で、

すぐやるコツを

3つにまとめました。

早速、行きましょう。

 

1-1.仮決め、仮行動

 

皆さんは運動をしようと

思った時、次の2つのうち

どちらに当てはまるでしょうか。

 

A.

「書店に行き、運動の本を読む。

レーニングウェアを揃える。」

 

B.

「とりあえず、Youtubeで運動を

紹介している人の動画を見て

とりあえず、既存の服で代用して

やってみる」

 

さて、あなたはどちらでしょうか。

もちろん、答えはBです。

 

ここで重要になってくるのが

仮決め、仮行動」です。

 

たしかにどこの誰の運動方法か

わかりません。

 

ですが、成功は失敗がなければ

生まれません

 

しかも、失敗は

行動で得られた結果

です。

 

うまくいかないことは

とりあえず、やってみよう

という気持ちが大事です。

 

1-2.10秒アクション

「仮決め、仮行動」で

上手くいかなかったという人は

10秒アクション」を

してみてください。

 

これは簡単です。

 

例えば、あなたは今から

床掃除をしようとしています。

 

1つでもいいので、

10秒だけできることを考えてみてください。

よーい、スタート!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

思いついたでしょうか?

 

それでは行きますよ。

 

・ほうきを取りに行く。

・ほうきを取りに行くために立つ

・立つために膝を折る

・リモコンでテレビを消す(TVをみていたら)。

・TV消すためにリモコンを取る

 

あげればたくさんありますね。

もはや、10秒もかからないです(笑)

 

すると不思議なことに

次の行動にも体が動いていきます

 

なんであんなにやる気が

起きなかったのだろうと

思うと思います。

 

1-3.習慣にくっつける

最後は習慣にくっつけるです。

これも既に身についている習慣

くっつけます。

 

習慣とは例えば、

・朝7時に起きている。

・朝食食べたら、歯を磨く。

・お風呂から上がったら髪の毛を乾かす

 

等々、たくさんありますね。

 

これらの行動に新しくやりたいことを

くっつけるのです。

 

ここでポイントなのは

「定着している習慣の最後」と

「新しいことの最初」を

明確にします

 

・歯を磨いたら、運動。

・運動したら、着替える。

 

これでなかなか定着しない場合は

先ほどの10秒アクションと組み合わせます。

 

例えば、

・歯磨きで使うコップを置いたら、

 運動で使うヨガマットを取りに行く。

 

・ヨガマットを置いたら

 靴下を履く。

 

組み合わせるだけで

効果は絶大です。

 

 

2.実践と感想

私は完璧主義者で

「仮決め、仮行動」ができませんでした。

 

しかし、「とりあえずやろう」

と思えるようになり、

以前よりできるようになりました。

 

晩御飯を考える時に

今日、自分が食べたいものは

なんだろうと考えたときに

自分のベストを考えていました。

 

しかし、実際は何を食べても

人生にはなんの影響もないのです。

 

そこでとりあえず、冷蔵庫にある食材から

検索をかけ一番時短でできる料理を

選択しました。

 

結果、おいしい料理で食べ終わった後は

満足しました。

 

また、朝起きるのがつらいという

経験もありました。

(皆さんにもあると思います。)

その時にまず布団から右足を出す

というところから

始めました。

 

これは10秒アクションです。

 

すると体が動き、

起き上がるのに

時間を要しませんでした。

 

〈吃音者へ〉

吃音者の中には

自分の吃音症状を

軽くしたい、治したい

と思っている方がいると思います。

 

そして、病院やクリニックに

かかろうと思いますが、

なかなか行動に移せないという方も

いらっしゃるのではないでしょうか。

 

この場合もまずは10秒アクションで

 

・病院の問い合わせフォームを開く。

・電話の前に立つ。

・最初の市外局番を押す。

 

などから始めてみてください。

 

よりよい人生にするために

小さな行動で

側坐核を刺激しましょう!

 

 

3.最後に

いかがでしたでしょうか。

 

今回は

「やる気に頼らず『すぐやる人』になるコツ」

という本を紹介しました。

 

本書には、

まだまだ実用的な内容が

あります。

 

ぜひ、本を読んでみてください。

 

まずは

簡単な10秒アクションから

考えてみてください。

 

個人的にはこれが一番

効果がありました。

 

少しでも、この記事が

皆さんのお役に立てればと

思います。

 

それでは。